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おせち・オードブル容器の選び方|業務用の折箱を実寸と納期で選ぶ

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印籠蓋のついた黒木目の会席膳二段折おせち・オードブルの容器を、1948年創業の折箱屋が実寸で解説します

この記事でわかること

  • おせち・オードブルの容器は、段数と仕切と蓋の3つで決まること。
  • 一段と二段の使い分け。二段には上下を入れ替えられるものと、できないものがあります。
  • 業務用の折箱を実寸(本体内寸)で比べられます。
  • 箱の仕切と小鉢の使い分け。四角い箱に丸い料理をどう納めるか。
  • 印籠蓋と被蓋の違い。重箱らしさが出るのはどちらか。
  • 年末に向けて、いつ何をお知らせいただければよいか。

おせち・オードブルの容器は、段数と仕切と蓋の3つで決まります

おせちやオードブルの容器を選ぶとき、決めることは3つです。何段にするか、中をどう仕切るか、どんな蓋にするか。この3つが決まれば、あとは実寸を合わせるだけです。逆にいえば、大きさだけを見て選ぶと、蓋が重ならない、仕切が料理に合わない、といったことが起こります。

日野折箱店は、広島県福山市で1948年から折箱を作り続けている折箱屋です。この記事では、おせち料理やオードブルを詰めて出す立場から、実際の商品の寸法を挙げながら選び方を説明します。折箱そのものについては折箱とは|意味・歴史・素材の違いを折箱メーカーが解説を、使い捨ての容器全般については使い捨て弁当容器の種類と選び方をご覧ください。

人数の目安は、あえて書いていません

「何人前」という目安を知りたいというご要望をよくいただきますが、日野折箱店ではあえて記載していません。おせちは料理の品数や盛り方で、必要な大きさが大きく変わるためです。同じ内寸の箱でも、煮しめを中心に詰めるのか、口取りを少しずつ並べるのかで入る量はまるで違います。そのため本記事では実寸だけをお示しします。実物を1個お取り寄せいただき、実際の献立を盛ってみるのがいちばん確実です。

一段か二段か|段数の決め方

木製の65重二段折を積み重ねた状態

一段は、蓋を開けた瞬間にすべてが見えるのが利点です。取り分けやすく、少人数や、オードブルのように取り回しの多い場面に向いています。二段は、重ねたときの高さと蓋を開ける所作が重箱らしさを生みます。同じ料理でも格が上がって見えるので、正月の膳や贈答に向いています。品数が多いときに、段で料理の種類を分けられるのも利点です。

二段折には、上下を入れ替えられるものと、できないものがあります

これは実際に使い始めてから気づかれることが多い違いです。二段の折箱には、上下の段が同じ形をしていて入れ替えて使えるものと、上下で形が違うため入れ替えると重ならないものがあります。日野折箱店の商品ページでは、これを「重ね形状」の欄に記載しています。

「折箱 PS 黒木目 会席膳 二段折」は同形状ですので、上下を入れ替えて使えます。盛り付けの都合で段を差し替えたい場合や、料理の高さに合わせて順番を変えたい場合に融通がききます。一方「折箱 PS 姫杉 会席二段折」は上下で形が異なるため、入れ替えると重なりません。どちらが良いということではなく、現場の使い方に合うほうを選んでください。重ね形状と蓋の形についての詳しい説明は、蓋・形状のご説明のページに図でまとめています。

実寸で選ぶ|おせち・オードブルに使える折箱の比較

下の表は、おせち料理やオードブルにお使いいただける日野折箱店の折箱を、実寸で並べたものです。寸法はいずれも本体の内寸で、料理を盛る側の実際の大きさです。二段のものは一段あたりの寸法を記載しています。いちばん右の「納期の区分」は、年末の発注を考えるうえで先に見ておいていただきたい欄です。

折箱 素材 段数 本体内寸 区切り方 蓋の形 納期の区分
折箱 木製 65重 一段折 木製 一段 175×175×43mm 仕切なし(小鉢で区切ります) 印籠蓋(内枚付) 受注生産品
折箱 木製 65重 二段折 木製 二段 175×175×43mm(一段あたり) 仕切なし(小鉢で区切ります) 印籠蓋(内枚付) 受注生産品
折箱 木製 オードブル250角 木製 一段 244×244×45mm 仕切なし 被蓋 在庫品
折箱 木製 オードブル300角 木製 一段 294×294×45mm 仕切なし 被蓋 在庫品
折箱 PS 黒木目 会席膳 二段折 PSP 二段 212×212×45mm(一段あたり) 8仕切の中トレー付き 印籠蓋 在庫品
折箱 PS 黒木目6.5寸 6仕切 PSP 一段 275×182×45mm 6仕切(1マス88×88mm) 面取蓋 在庫品

(出典:日野折箱店の商品規格表/2026年8月現在。同じ呼び名でも商品ごとに寸法が異なりますので、各商品ページの記載をご確認ください。出荷までの日数は各商品ページの納期目安の欄に記載しています)

木製とPSP製の使い分け

木製は、木が余分な水分を吸うためご飯や煮物がべたつきにくく、木目や白木の見栄えが料理を引き立てます。正月の膳や贈答のように格を求められる場面では木製が選ばれます。木製の折箱は、部位ごとに素材が分かれています。たとえば「折箱 木製 65重 一段折」は、本体側が木製、底が紙、内装紙が紙、蓋側が木製、蓋板が紙です。

PSP(発泡ポリスチレン)製は軽く、色柄の種類が豊富で、仕切や中トレーの組み合わせを作りやすい素材です。数を出す催しや、配達の負担を減らしたい場面に向いています。「折箱 PS 黒木目 会席膳 二段折」は8仕切の中トレーがセットされた状態で届きますので、届いたその日から使えます。

仕切をどうするか|箱の仕切と小鉢の使い分け

印籠蓋のついた木製の65重一段折

おせちの中を区切る方法は2つあります。1つは、はじめから仕切の入った折箱を使うことです。「折箱 PS 黒木目 会席膳 二段折」の8仕切や、「折箱 PS 黒木目6.5寸 6仕切」の6仕切がこれにあたります。マスの数が決まっているぶん、盛り付けが速く、仕上がりが揃います。

もう1つは、仕切のない箱に小鉢を置いて区切ることです。おせちは煮しめ、酢の物、口取りと汁気の出やすい料理が並びますので、小鉢で受けると隣の料理へ移りません。品数や献立が年によって変わる場合も、小鉢なら配置を変えるだけで対応できます。「折箱 木製 65重 一段折」と「折箱 木製 65重 二段折」は仕切がありませんので、この方法でお使いいただきます。どちらの商品も小鉢65(赤金)小鉢65-長2割(赤金)に対応しています。小鉢は別売りです。

選び方の考え方は単純で、マスや箱の寸法より小さい小鉢を選びます。実際に収まるかどうかは箱の深さや角の丸みにも左右されますので、各折箱の商品ページにある「対応付属品」の欄をご確認ください。その折箱に合う小鉢を明記しています。

蓋の形|印籠蓋と被蓋の違い

おせち・オードブルの折箱で使う蓋は、主に印籠蓋と被蓋の2つです。

蓋の形 どんな蓋か 向く場面 使っている折箱の例
印籠蓋(いんろうぶた) 本体と蓋がぴたりと合わさる蓋。段差が少なく、重ねたときの見た目が整います。 正月の膳、贈答、法事。重箱らしい格が出ます。 折箱 木製 65重 一段折/折箱 木製 65重 二段折/折箱 PS 黒木目 会席膳 二段折
被蓋(かぶせぶた) 本体の外側からかぶせる蓋。着脱がしやすく、積み重ねて運びやすい形です。 オードブル、大人数の盛り合わせ、配達の多い場面。 折箱 木製 オードブル250角/折箱 木製 オードブル300角

(出典:日野折箱店の商品規格表および蓋・形状のご説明ページ/2026年8月現在)

重箱らしさを出したい場合は印籠蓋、取り回しの速さを優先する場合は被蓋、と考えていただくと選びやすくなります。蓋の形は全部で4種類ありますので、詳しくは蓋・形状のご説明をご覧ください。

年末の発注について|おおよその数量を早めにお知らせください

おせち用の折箱には、在庫を持っているものと、ご注文をいただいてから作るもの(受注生産品)があります。上の比較表の「納期の区分」の欄をご覧ください。木製の65重は受注生産品です。年末はご注文が集中する時期ですので、日野折箱店では次のようにお願いしています。

おおよその数量で構いませんので、早めにお知らせください。数が前後しても差し支えありません。ご連絡をいただいていれば、欠品が出ないようこちらで生産を調整いたします。正確な数量は後からで結構です。

おせちは、何箱出るかを早い時期に読み切るのが難しい商品です。だからこそ、確定していない段階でご相談いただくことに意味があります。「まだ数が固まっていないので連絡しづらい」と待たれるより、おおよその見込みをお聞かせいただくほうが、こちらとしても確実にご用意できます。出荷までの日数は各商品ページの納期目安の欄に記載していますので、あわせてご確認ください。

汁気の多い料理と、温め直しについて

折箱は、一部の商品を除いて完全防水ではありません。おせちには煮しめや酢の物のように汁気の出る料理が必ず入りますので、ここは先に決めておいてください。備え方は、汁気のある料理を小鉢や成型カップに入れてから箱に納めることです。あわせてご注意いただきたいのが、柑橘系の食材とアルコールです。これらに触れると素材が変質したり変色したりすることがあります。おせちでは、なますや柚子釜、酒を使った料理にご注意ください。

日野折箱店の折箱は、基本的に電子レンジには対応していません。加熱することを前提に作られた容器ではありませんので、原則として電子レンジやオーブンでの加熱はお避けください。ただし一部の商品については、お客様のご判断で電子レンジに使えるものとしてお使いいただいている例もあります。温め直しを前提にお使いになる予定がある場合は、商品名をお知らせのうえ、事前にお問い合わせください。

また折箱は使い切りの容器です。洗って再利用したり、食品以外の用途へ転用したりすることはお避けください。料理を詰めるときは、粗熱と水気をとってから盛り込んでください。熱や水分が残っていると、素材が反るなど形が変わることがあります。

おせち・オードブルの容器についてよくある質問

おせちの容器は一段と二段のどちらを選べばよいですか?

取り分けやすさを重視するなら一段、正月らしい格を出したいなら二段をおすすめします。一段は蓋を開けた瞬間にすべてが見えるので、オードブルのように取り回しの多い場面に向いています。二段は重ねたときの高さと蓋を開ける所作が重箱らしさを生み、贈答や正月の膳に向いています。品数が多い場合、段で料理の種類を分けられるのも二段の利点です。

三段重の容器はありますか?

オンラインショップには掲載していませんが、三段重は別注でお作りしています。ご希望の際はお問い合わせください。掲載しているものでは、木製の65重に一段と二段をご用意しています。

おせちの容器は、いつまでに注文すればよいですか?

おおよその数量で構いませんので、早めにお知らせください。数が前後しても差し支えありません。ご連絡をいただいていれば、欠品が出ないようこちらで生産を調整いたします。正確な数量は後からで結構です。木製の65重のように受注生産となるものがありますので、年末に向けては特に早めのご相談をおすすめします。

使い捨てのおせち容器はありますか?

あります。日野折箱店の折箱はすべて使い切りの容器です。おせち・オードブルにお使いいただけるものとして、木製の65重(一段・二段)、木製のオードブル250角・300角、PSP製の黒木目 会席膳 二段折などをご用意しています。器を回収せずにお渡しできますので、配達や持ち帰りの多い年末に向いています。

おせちの容器は何個から買えますか?

日野折箱店のオンラインショップでは、サンプル購入なら1個から、バラ売なら10個入からお求めいただけます。まとまった数が必要な場合はケース売をご利用ください。ケース売の入数は商品によって異なりますので、各商品ページの数量欄をご確認ください。オリジナルの折箱を製作する場合は300個からです。

電子レンジで温め直せますか?

日野折箱店の折箱は、基本的に電子レンジには対応していません。加熱することを前提に作られた容器ではありませんので、原則として加熱はお避けください。ただし一部の商品については、お客様のご判断で電子レンジに使えるものとしてお使いいただいている例もあります。温め直しを前提にお使いになる予定がある場合は、商品名をお知らせのうえ、事前にお問い合わせください。

おせち・オードブルの容器のことなら1948年創業の日野折箱店へ

日野折箱店は、広島県福山市で1948年に創業した折箱屋です。木製折箱とPSP折箱を取り扱い、設計から製造までを自社で行っています。沿革・会社概要・認定については日野折箱店のあゆみをご覧ください。

「今年の献立ならどの大きさが合うのか」「まだ数が固まっていないが相談したい」「ロゴを入れた特注の重を作りたい」といったご相談を日々お受けしています。おせちの容器は実際に料理を盛ってみるのがいちばん確実ですので、サンプル購入をご用意しています。特注については折箱販売でオリジナル|法人向け完全ガイドをご覧ください。

この記事について

寸法・材質・蓋の形状・重ね形状・仕切の数・納期の区分・取り扱い上の注意は、日野折箱店の商品規格表および蓋・形状のご説明ページにもとづく2026年8月現在の情報です。本文中の寸法は、断りのない限り本体の内寸です。二段のものは一段あたりの寸法を記載しています。同じ呼び名の商品でも、寸法は数mm前後することがあります。実際のご注文時は各商品ページの記載をご確認ください。

「何人前」の目安は、料理の品数や盛り方によって必要な大きさが大きく変わるため、本記事では記載していません。

最終更新:2026年8月1日/執筆:株式会社 日野折箱店(広島県福山市・1948年創業)

折箱のことなら日野折箱店

会社名 株式会社 日野折箱店
住所 〒721-0961 広島県福山市明神町1-3-7
電話番号 084-922-3837
メールアドレス order@hinooribakoten.com
URL https://oribako1185.shop-pro.jp/

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