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うな重・うなぎ折の容器の選び方|タレ対策を材質から選ぶ

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被蓋のついた木製のうな重折うな重の容器を、1948年創業の折箱屋がタレ対策から解説します

この記事でわかること

  • うな重の容器選びで最初に決めるのは、タレをどう受けるかであること。
  • タレ対策には3つの方法があり、商品ページの材質欄で見分けられること。
  • 「底」の欄が紙かPPFかで、その折箱がタレに強いかどうかが分かります。
  • 木製のうな重折が向く使い方と、向かない使い方。
  • 実寸と底の素材を並べた比較表。
  • 温め直しを前提にする場合に確かめること。

うな重の容器選びは、タレをどう受けるかで決まります

うな重、うな丼、ひつまぶしをテイクアウトや仕出しに回すとき、いちばん最初に決めることは大きさではありません。タレをどう受けるかです。うなぎのタレは水分と油分を両方含み、しかも温かいうちに詰めます。この3つが重なるため、ほかの弁当より容器に厳しい条件がかかります。底から染みた、袋が汚れた、という事故はここで起きます。

折箱は、一部の商品を除いて完全防水ではありません。ですから「防水の折箱を探す」のではなく、「どの方法でタレを受けるか」を先に決めるのが正しい順番になります。日野折箱店は広島県福山市で1948年から折箱を作っている折箱屋です。この記事では、実際の商品の材質と寸法を挙げながら、その決め方を説明します。

タレ対策には3つの方法があります

底にPPFを使った多聞杉の透明蓋付き折箱

タレを受ける方法は3つあります。どれを選ぶかで、選ぶべき商品が変わります。そして、どの方法に対応した折箱なのかは、商品ページの材質欄を見れば分かります。ここが分かると、商品名や写真だけで選ぶより確実になります。

方法1|底に耐熱性の高い素材を使った折箱を選ぶ

材質欄の「底」がPPFになっている折箱です。PPFは、ポリプロピレン(PP)を原料に、タルクなどの無機物を配合した素材です。熱に強く、油分を含んだ食品にも適した素材ですので、うなぎのタレのように水分と油分を含むものを受けるのに向いています。日野折箱店では「折箱 AR-8L 多聞杉 透明蓋付」「折箱 Kウッド-11 黒部/ゴールド」「折箱 AR−302 濃茶」の3点が、底にPPFを使っています。いずれも透明蓋付きで、中身が一目で分かる形です。

ただし、これらの折箱は側がPS、蓋がOPSで、底だけがPPFです。箱全体が熱に強いわけではありませんので、その点はご注意ください。

方法2|中トレーを敷いてタレを受ける

箱の中に、タレを受けるトレーが入っている折箱です。ご飯とタレをトレーが受けるので、箱本体に染みません。「折箱 PS 黒木目 長角大盛丼」は中トレーがセットされた状態で届きます。「折箱 PS 黒木目 長折二段折 金トレー付」は上段に金色のトレーが付き、こちらの中トレーはバイオPPF製です。二段になりますので、うなぎとおかずを分けて詰められます。中トレーの付いた商品は、トレーを外して使うと汁漏れの可能性がありますので、外さずにお使いください。

方法3|内装紙のある折箱を選ぶ

木製の折箱でタレに備えるなら、内装紙のあるものを選びます。材質欄に「内装紙」の記載がある商品がこれにあたります。「折箱 木製 ミニ重」は内装紙仕様で、タレの染み出しに対応しています。天然木と金色の内装の組み合わせで、木製の見栄えを保ったままタレのある料理を詰められます。

木製のうな重折には、向かない使い方があります

正直にお伝えします。「折箱 木製 うな重折」は、材質欄が本体側は木製、底は紙、被蓋側は木製、蓋板は紙で、内装紙は入っていません。木の温もりと被蓋の格が出る商品ですので、うなぎをのせた見栄えは格別ですが、タレの量が多い使い方には向きません。汁気の多い盛り方をされる場合は、内装紙仕様の「折箱 木製 ミニ重」や、中トレーの付いた商品をお選びください。うな重折という名前ではありますが、この点は先にお伝えしておきます。

実寸と底の素材で選ぶ|比較表

下の表は、うな重・うな丼にお使いいただける日野折箱店の折箱を、実寸と底の素材で並べたものです。「本体の寸法」は、商品規格表に内寸の記載があるものは内寸を、外寸のみのものは外寸と明記しています。いちばん見ていただきたいのは「底の素材」と「タレへの備え」の欄です。

折箱 素材 本体の寸法 底の素材 タレへの備え 蓋の形
折箱 木製 うな重折 木製 内寸170×108×48mm 内装紙なし。タレの量が多い場合は他の商品をおすすめします 被蓋
折箱 木製 ミニ重 木製 内寸132×111×45mm 紙(内装紙あり) 内装紙仕様で汁漏れに対応 置蓋
折箱 PS 黒木目 長角大盛丼 PSP 内寸216×142×48mm 中トレー(PS製)付き 面取蓋
折箱 PS 黒木目 長折二段折 金トレー付 PSP 内寸198×105×40mm(一段あたり) 上段に金トレー(バイオPPF製)付き 面取蓋
折箱 AR-8L 多聞杉 透明蓋付 PSP 外寸214×141×45mm PPF 底がPPFのため汁漏れに強い 透明蓋
折箱 Kウッド-11 黒部/ゴールド PSP 外寸203×108×48mm PPF 底がPPFのため汁漏れに強い 透明蓋
折箱 AR−302 濃茶 PSP 外寸203×108×48mm PPF 底がPPFのため汁漏れに強い 透明蓋

(出典:日野折箱店の商品規格表/2026年8月現在。同じ呼び名でも商品ごとに寸法が異なりますので、各商品ページの記載をご確認ください)

うなぎの尾数に対する目安は、あえて書いていません

「一尾用」「半尾用」という目安を知りたいというご要望をよくいただきますが、日野折箱店ではあえて記載していません。うなぎは産地や仕入れによって大きさが変わりますし、切り方や、ご飯の量、肝吸いや漬物を添えるかどうかでも必要な大きさが変わるためです。本記事では実寸だけをお示しします。実物を1個お取り寄せいただき、実際に焼いたうなぎをのせてみるのがいちばん確実です。

木製とPSP製、どちらを選ぶか

透明蓋のついた黒とゴールドのPSP折箱

木製は、木の温もりと香りが料亭のような一皿をつくります。うなぎは単価の高い料理ですので、器で格を上げる効果がそのまま価格に見合う数少ない商品です。蓋を開ける所作もごちそう感を高めます。ただしタレ対策は上で述べたとおり、内装紙のあるものを選ぶか、敷紙や中トレーを併せる必要があります。

PSP(発泡ポリスチレン)製は軽く、底にPPFを使ったものや中トレー付きのものがあり、タレへの備えを箱の側で用意できるのが強みです。透明蓋のものは中身が見えますので、店頭に並べて売る場合や、受け取った方がすぐ中身を確認できる形にしたい場合に向いています。数を出す土用の丑の日のような日には、この扱いやすさが効いてきます。

蓋の形も選択の材料になります。被蓋は本体の外側からかぶせる蓋で、積み重ねて運びやすく格が出ます。置蓋は本体の上に置くだけの蓋です。面取蓋は角に丸みをつけた蓋で、PSP折箱に多く使われています。透明蓋は中身が見える蓋です。蓋の形についての詳しい説明は、蓋・形状のご説明のページに図でまとめています。

温め直しについて

うなぎは温かい状態で召し上がっていただきたい料理ですので、温め直しについてよくご質問をいただきます。日野折箱店の折箱は、基本的に電子レンジには対応していません。加熱することを前提に作られた容器ではありませんので、原則として電子レンジやオーブンでの加熱はお避けください。ただし一部の商品については、お客様のご判断で電子レンジに使えるものとしてお使いいただいている例もあります。

折箱は部位ごとに素材が異なります。たとえば底にPPFを使った商品でも、側はPS、蓋はOPSです。箱全体が同じ耐熱性を持つわけではありません。ですので、温め直しを前提にお使いになる予定がある場合は、商品名をお知らせのうえ、事前にお問い合わせください。使い方をお聞きしたうえでご案内します。

あわせて、折箱は使い切りの容器です。洗って再利用したり、食品以外の用途へ転用したりすることはお避けください。料理を詰めるときは、粗熱と水気をとってから盛り込んでください。熱や水分が残っていると、素材が反るなど形が変わることがあります。柑橘系の食材やアルコールに触れると、素材が変質したり変色したりすることがありますので、山椒や薬味を添える際の付け合わせにもご注意ください。

仕入れる前に確かめる3つのこと

1.実物を1個取り寄せて、実際に焼いたうなぎをのせてみる

うなぎは仕入れによって大きさが変わりますので、寸法の数字だけで決めるのは危険です。日野折箱店ではサンプル購入をご用意していますので、1個からお取り寄せいただけます。実際に焼いたうなぎとご飯をのせ、蓋を閉めて、しばらく置いてから底を確かめてください。タレの染みは、詰めた直後ではなく時間が経ってから出ます。

2.タレ対策の方法を決めてから商品を選ぶ

底がPPFのものを選ぶのか、中トレーの付いたものを選ぶのか、内装紙のあるものを選ぶのか。この3つのどれで行くかを先に決めると、候補が絞れます。商品ページの材質欄に「底」と「中トレー」と「内装紙」の記載がありますので、そこをご確認ください。

3.オリジナルで作るかどうかを決める

既製品に合うものが見つからない場合や、お店の名前を入れたい場合は、オリジナルの折箱を製作するという選択肢があります。日野折箱店では300個から製作しています。詳しくは折箱販売でオリジナル|法人向け完全ガイドをご覧ください。折箱の寸法の見方については折箱のサイズ・寸法の選び方で説明しています。

うな重・うなぎ折の容器についてよくある質問

うな重の容器で、タレが底から染みないようにするにはどうすればよいですか?

方法は3つあります。1つめは、材質欄の「底」がPPFになっている折箱を選ぶことです。PPFはポリプロピレンを原料にタルクなどの無機物を配合した素材で、熱に強く油分を含んだ食品にも適しています。2つめは、中トレーの付いた折箱を選ぶことです。3つめは、内装紙のある折箱を選ぶことです。どれに対応しているかは商品ページの材質欄で確認できます。

木製のうな重折は、タレの多いうなぎに使えますか?

「折箱 木製 うな重折」は内装紙が入っていませんので、タレの量が多い使い方には向きません。木の見栄えを保ったままタレに備えたい場合は、内装紙仕様の「折箱 木製 ミニ重」をおすすめします。PSP製でよければ、中トレー付きの「折箱 PS 黒木目 長角大盛丼」や、底がPPFの透明蓋付きの折箱という選択肢もあります。

うな重の容器は、電子レンジで温め直せますか?

日野折箱店の折箱は、基本的に電子レンジには対応していません。ただし一部の商品については、お客様のご判断で電子レンジに使えるものとしてお使いいただいている例もあります。折箱は部位ごとに素材が異なり、底がPPFの商品でも側はPS、蓋はOPSです。温め直しを前提にお使いになる予定がある場合は、商品名をお知らせのうえ、事前にお問い合わせください。

透明蓋と木の蓋、どちらを選べばよいですか?

中身を見せたいなら透明蓋、格を出したいなら木の蓋(被蓋や置蓋)をおすすめします。店頭に並べて売る場合や、受け取った方がすぐ中身を確認できる形にしたい場合は透明蓋が向いています。料亭の一皿のような特別感を出したい場合や、贈答に近い場面では木製の被蓋が向いています。

うな重の容器は何個から買えますか?

日野折箱店のオンラインショップでは、サンプル購入なら1個から、バラ売なら10個入からお求めいただけます。まとまった数が必要な場合はケース売をご利用ください。ケース売の入数は商品によって異なりますので、各商品ページの数量欄をご確認ください。オリジナルの折箱を製作する場合は300個からです。

土用の丑の日に向けて、いつ相談すればよいですか?

おおよその数量で構いませんので、早めにお知らせください。数が前後しても差し支えありません。ご連絡をいただいていれば、欠品が出ないようこちらで調整いたします。正確な数量は後からで結構です。折箱には在庫を持っているものと、ご注文をいただいてから作る受注生産品がありますので、どちらであるかは各商品ページの納期目安の欄でご確認ください。

うな重・うなぎ折の容器のことなら1948年創業の日野折箱店へ

日野折箱店は、広島県福山市で1948年に創業した折箱屋です。木製折箱とPSP折箱を取り扱い、設計から製造までを自社で行っています。沿革・会社概要・認定については日野折箱店のあゆみをご覧ください。

「タレが底から染みてしまう」「木製の見栄えは保ちたいが汁気が心配」「土用の丑の日に向けて数を揃えたい」といったご相談を日々お受けしています。うな重の容器は実際に料理をのせてみるのがいちばん確実ですので、サンプル購入をご用意しています。

この記事について

寸法・材質・蓋の形状・取り扱い上の注意は、日野折箱店の商品規格表および蓋・形状のご説明ページにもとづく2026年8月現在の情報です。本文中の寸法は、内寸か外寸かを都度明記しています。同じ呼び名の商品でも、寸法は数mm前後することがあります。実際のご注文時は各商品ページの記載をご確認ください。

PPFについては、ポリプロピレンを原料としタルクなどの無機物を配合した素材であるという一般的な特性を記載しています。折箱は部位ごとに素材が異なりますので、箱全体の耐熱性を示すものではありません。

うなぎの尾数やご飯の量に対する容器の目安は、うなぎの大きさや切り方、添えるものによって変わるため、本記事では記載していません。

最終更新:2026年8月1日/執筆:株式会社 日野折箱店(広島県福山市・1948年創業)

折箱のことなら日野折箱店

会社名 株式会社 日野折箱店
住所 〒721-0961 広島県福山市明神町1-3-7
電話番号 084-922-3837
メールアドレス order@hinooribakoten.com
URL https://oribako1185.shop-pro.jp/

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